「Bluetoothデバイスの接続を再試行してください」エラーの修正方法

Bluetoothデバイスの接続再試行を要求されるエラーは、コンピューターと周辺機器間の無線接続確立失敗時に発生する。以下に、デバイス自体の状態確認からOS更新まで、7つの診断と修正手順を順に説明する。

方法1:デバイスの状態を確認する

このエラーはコンピューターがBluetoothデバイスを検出または初期化できない場合に最も発生しやすい。最初にデバイス自体の電源が入っておりペアリングモードになっているか確認する。

  1. デバイス本体のハードウェア電源ボタンを調べる。フルサイズヘッドホンでは数秒間押し続ける必要があり、状態はLEDインジケーターで表示される。
  2. AirPodsのような完全ワイヤレスイヤホンは充電ケースから取り出すと起動する。ケースが充電されイヤホンが正しく取り出されているか確認する。
  3. ワイヤレススピーカーやオーディオシステムでは選択されている再生モードを確認する。FMチューナーやメモリーカードスロット搭載機は本体ボタンかリモコンでBluetoothペアリングモードに切り替える。
  4. ワイヤレスゲームパッドは機種固有のボタン操作を調べる。例えばGamesirコントローラーをPCに接続するにはHome+X同時長押しが必要で、他の操作はAndroidやiOS用である。
  5. ペアリングモードに移行しない場合は付属マニュアルを参照するか、メーカー公式サイトで当該機種の電源投入・Bluetooth起動手順を確認する。

方法2:コンピューターのBluetoothを有効にする

コンピューターやノートパソコンでBluetoothモジュール自体が有効か確認する。モジュールが無効だとデバイスはPCを検出できない。

  1. Windowsの「設定」を開き「Bluetoothとデバイス」セクションでBluetoothトグルが「オン」になっているか確認する。
  2. 別の方法としてタスクバー通知領域のネットワークかバッテリーアイコンをクリックしBluetoothタイルの有無と状態を確認し必要に応じてオンにする。
  3. 一部のノートパソコンではFn+F2など無線通信アイコン付きファンクションキーでBluetoothを有効化する。キーボード最上段を確認する。
  4. モジュールを有効にできない場合はPCがBluetoothアダプター搭載か確認する。特にデスクトップPCは内蔵モジュールがないことが多い。その場合USB外付けBluetoothアダプターの購入と接続が必要である。

方法3:ドライバーの操作

Bluetoothアダプターのソフトウェア不良はペアリングエラーの原因となる。破損・古い・無効なドライバーを確認し修復する。

  1. Win+Rキーを押しdevmgmt.mscと入力し「OK」をクリックし「デバイスマネージャー」を開く。
  2. 「Bluetooth」セクションを展開し該当アダプター(例:「Realtek Bluetooth Adapter」「Intel Wireless Bluetooth」)を探す。
  3. アダプター名の横に下向き矢印アイコンがある場合は右クリックし「デバイスを有効にする」を選択する。
  4. 黄色の警告アイコンがある場合はドライバーが正常動作していない。アダプターを右クリックし「ドライバーの更新」を選び「ドライバーを自動的に検索」を選択する。
  5. 自動更新で解決しない場合は手動再インストールを試す。同じ右クリックメニューから「デバイスのアンインストール」を選び「このデバイスのドライバーを削除しようとしています」にチェックを入れ確認する。
  6. コンピューターを再起動する。OSが自動的にアダプターを検出し基本ドライバーをインストールする。

方法4:ペアリング済みデバイス一覧の消去

システム障害や保存された過去の接続プロファイル間の競合が新規ペアリングを妨げる場合がある。一覧の消去でエラーが解決することが多い。

  1. 「スタート」ボタンから「設定」を開き「Bluetoothとデバイス」へ進む。
  2. 表示された既存ペアリング済みデバイスをすべて削除する。各デバイス名の横の三点リーダーかデバイス名自体をクリックし「デバイスの削除」を選択する。エラー発生中のデバイスも一覧にあれば削除する。
  3. 一覧消去後「デバイスの追加」をクリックし「Bluetooth」タイプを選び再度ペアリングを実行する。

より深い消去方法として「デバイスマネージャー」の「Bluetooth」セクションを展開し表示される全デバイス(アダプター本体以外も含む)を右クリックの「デバイスのアンインストール」で順次削除する。可能ならドライバー削除チェックボックスもオンにする。PC再起動後システムがコンポーネントを再インストールする。この方法はサードパーティ製仮想ドライバーが妨害している場合に特に有効である。

方法5:デバイスの設定リセット

Bluetoothデバイス自体の内部ソフトウェア異常が接続問題の原因となる場合がある。工場出荷状態にリセットすることで正常動作を回復できる。

  1. リセット手順はメーカーや機種で異なるため統一的な方法はない。
  2. 多くの完全ワイヤレスイヤホンは充電ケースのセンサー部分かボタンを特殊な通知音が鳴るかインジケーター色が変わるまで長押ししてリセットする。
  3. 一部のワイヤレススピーカーはハードウェアボタンの組み合わせ(音量アップボタンと再生ボタンを同時に10~15秒長押ししてデバイスが自動電源オフになるまで)でリセットする。

正確な手順は付属の取扱説明書かメーカー公式サイトのサポート・FAQセクションで該当機種を確認する。

方法6:内蔵トラブルシューティングツール

Windows OSにはBluetooth動作不良を自動検出し修復する標準診断ツールが搭載されている。

  1. Windowsの「設定」を開く。
  2. 「システム」タブにある「トラブルシューティング」をクリックする。Windows10では「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」タブと進む。
  3. 「その他のトラブルシューティングツール」をクリックする。
  4. 一覧から「Bluetooth」項目を探し「実行」ボタンをクリックする。
  5. システムが解析を実行し問題を発見した場合は自動修復か段階的な推奨手順を表示する。

方法7:OSの更新

蓄積したシステムエラーやコンポーネント非互換性は最新Windowsアップデート適用により解消される可能性がある。

  1. 「設定」を開き「Windows Update」セクションへ進む(Windows10では「更新とセキュリティ」>「Windows Update」)。
  2. 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックする。
  3. 更新プログラムが見つかった場合は「インストール」をクリックする。処理完了後再起動が必要な場合がある。
  4. 更新プログラムにはバグ修正と無線モジュール安定性向上が含まれるためOSを常に最新状態に保つことが推奨される。

Windowsの最新アップデートについては、winupdated.comのウェブサイトでご確認いただけます。

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