エラーERR_BLOCKED_BY_CLIENTの解消法

ERR_BLOCKED_BY_CLIENTエラーは、ブラウザまたはインストール済みソフトウェアがWebリソースへのリクエストをブロックした際に発生する。主な原因は広告ブロッカー、プライバシー保護拡張機能、またはネットワーク保護機能を備えたアンチウイルスソフトである。以下に主な診断・解消方法を詳述する。

方法1: 拡張機能の無効化と内蔵ブロッカーの設定

一次診断として、ユーザー拡張機能とキャッシュの影響を除外するため、シークレットモード(ショートカットCtrl + Shift + N)で問題のサイトを開く。ページが正常に読み込まれた場合、原因はブラウザのメインプロファイルの拡張機能または設定にある。

  1. ブラウザのメインメニュー、またはアドレスバー右側のパズル型アイコンから拡張機能管理セクションへ移動する。
  2. 広告、スクリプト、トラッカーをブロックする全拡張機能を順に無効化し、ページをリロードして検証する。
  3. 特定の拡張機能を無効化してエラーが解消したら、それを再び有効化し、拡張機能一覧のアイコンをクリックして設定メニューを開く。
  4. 現在のサイトに対するブロックを一時的に無効化するオプションを探すか、歯車アイコンなどから一般設定へ進む。
  5. 設定内でホワイトリストまたは許可リストのセクションを見つけ、問題のサイトのベースURLを入力し、いかなるフィルタリングルールも適用されないようにする。
  6. Chromiumベースの一部ブラウザ(OperaやVivaldi等)には広告ブロッカーが内蔵されている。Operaで設定するには「設定」を開き内蔵ブロック機能の管理ブロックを見つけ、サイトを例外に追加するか「リストを管理」から個別のフィルタを無効にする。
  7. Vivaldiでは「設定」→「プライバシー」へ進み、ブロッカーの無効化、サイト例外の管理、「リストを表示」オプションから広告・トラッカー遮断用の特定フィルタセットの無効化を行う。リストを一つずつ無効化し、問題の発生源を特定する。

方法2: アンチウイルスソフトウェアの設定

インストール済みのすべてのブラウザでエラーが再現しシークレットモードも効果がない場合、アンチウイルスまたはそれがインストールした拡張機能が原因である可能性が高い。検証のため、アンチウイルス保護を一時的に無効にしてサイトを開いてみる。

  1. サイトが読み込まれた場合、アンチウイルスのインターフェースを開き、ネットワーク保護、Web閲覧保護、またはファイアウォール関連のセクションを探す。
  2. ブラウザに拡張機能がインストールされていないか確認し、見つかった場合はブラウザの標準機能を用いて設定・無効化・削除を行う。
  3. アンチウイルス設定でサイトを例外またはホワイトリストに追加するオプションを見つけ、問題のリソースのアドレスを指定する。
  4. 現在のネットワーク保護レベルを確認し、検証のため必要であれば一時的に下げる。
  5. 設定完了後、必ずアンチウイルス保護を再び有効にする。

補足

上記の方法でもエラーが続く場合はブラウザのキャッシュを消去する。Ctrl + Shift + Delを押し「詳細設定」タブを選択、期間を「全期間」に設定し「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて削除を実行する。それでも改善しない場合は「Cookieと他のサイトデータ」にもチェックを入れて再実行する。なおCookie削除により全アカウントからログアウトされ再認証が必要になる点に注意する。さらにブラウザのバージョンを確認し最新版に更新することも有効な手段である。メニュー→「ヘルプ」→「ブラウザについて」から自動確認とアップデートを行い、完了後に再起動する。

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